信頼を失うリーダーの特徴5選:人間力が疑われるNG行動とは?

リーダーの基本

「信頼されるリーダーになりたい」

多くの人がそう願いながらも、実際には“信頼を削る行動”を無意識に取ってしまっているケースも少なくありません。

私自身、リーダーとしての挫折や失敗を繰り返しながら、ある確信を持つようになりました。

それは、「やってはいけない行動を手放すこと」が、人間力を高め、信頼されるリーダーへの第一歩になるということです。

今回は、私の体験も踏まえて、信頼を失う5つのリーダーのNG行動を紹介します。


1. 権力に溺れる

リーダーという立場を利用して、自分の力を誇示するような言動は、スタッフの信頼を大きく損ないます。

✔️ 飲み会での説教 ✔️ 時間外でも上下関係を持ち込む ✔️ 無意識のマウンティング

本来、リーダーの権限は「人を動かすため」ではなく、「人を守るため」に使われるべきです。


2. 悪口を言う

場の空気を壊す最たる行動。それが“陰口・悪口”。

✔️ いない人の話をする ✔️ 他部署や他職種を批判する

こういった言葉は、聞いている人に対しても「自分も陰で言われているのでは」と不信感を与えます。

“言霊”は巡って自分に返ってきます。褒める言葉を習慣にしたいものです。


3. 自慢話ばかりする

成功体験の共有は価値がありますが、度を超すとただの「承認欲求アピール」になってしまいます。

✔️ 昔はこうだった ✔️ 自分はこんな成果を出した

相手にとって“得られるものがない話”は、聞く側にとってストレスになります。リーダーには“話し方の品格”も問われます。


4. 感情的にキレる

感情に任せた叱責や態度は、職場全体に緊張を走らせます。

✔️ ミスに対して怒鳴る ✔️ 物にあたる ✔️ 空気を壊す大声

リーダーには、冷静さと感情のコントロールが求められます。 「怒る」ではなく「伝える」。これが信頼される指導の基本です。


5. 人によって態度を変える

上司や外部の人にはやたら低姿勢なのに、部下やスタッフには高圧的。

✔️ 態度がコロコロ変わる ✔️ 自分にとって都合の良い人だけを優遇する

こうした行動は「リーダーとしての公正さ」を欠きます。スタッフは見ています。そして、黙って離れていきます。


まとめ:信頼は“築くより、失う方が早い”

リーダーの行動は、想像以上にスタッフに見られています。

信頼を得るには時間がかかりますが、失うのは一瞬。

今回紹介した5つのNG行動を避けるだけでも、あなたの人間力は必ず高まり、チームから信頼されるリーダー像に近づけます。

まずは、“やめること”から始めてみましょう。

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